口永良部島噴火から1か月 帰島見通せず…
鹿児島県の口永良部島・新岳の爆発的な噴火から1か月となった29日、噴火警戒レベルは依然、避難の5が継続していて、住民が島に帰れる見通しは立っていない。
先月29日の口永良部島・新岳の爆発的噴火から1か月となったが、その後も計3回の噴火が観測されていて、噴火警戒レベルは、現在も「避難」の5が継続している。噴火後、島からは86世帯137人が避難。公営住宅などに入居した住民もいるが、28日現在も21世帯35人が避難所に身を寄せていて、屋久島町は仮設住宅の建設を急いでいる。
屋久島町は29日午後、火山活動の現状や住民からの要望が多い一時帰島の見通しなどについて、住民説明会を開くことにしている。