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“集団的自衛権”自民党内で議論重ねる方針

2014年4月1日 16:31
“集団的自衛権”自民党内で議論重ねる方針

 安倍首相は公明党・山口代表と会談し、首相が意欲を示している集団的自衛権の行使容認について、まずは自民党内で議論を重ねていくとの方針を説明した。

 自民党・石破幹事長「まず自民党の中の共通認識の醸成につとめるという話が総裁からあった」

 公明党・山口代表「公明党としても、党内の議論を始めて、こちらとしても勉強会を重ねていきますと」

 会談の中で安倍首相は、集団的自衛権の行使容認について「いずれ与党内で議論する機会を作るが、まずは自民党として考え方の共有をする」と述べ、与党間の協議より自民党内の議論を優先する考えを示した。これに対し、山口代表は公明党も同様に党内議論を重ねていく方針を示した。

 また、安倍首相と山口代表は消費税増税が経済に悪影響を与えないよう、政府与党で対応していく方針を確認した。