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韓国側「河野談話で区切り」元副長官が証言

2014年4月3日 2:17
韓国側「河野談話で区切り」元副長官が証言

 いわゆる従軍慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めた1993年の河野官房長官の談話をめぐり、当時、官房副長官だった石原信雄氏は2日、「談話を出すことで、韓国側も一応の区切りをつけると言っていた」などと国会で証言した。

 石原元官房副長官「意に反する形で慰安婦とされた人たちがいるということを認めることで、韓国側もこれでこの問題を過去の問題に一応区切りをつけると。未来志向に行きましょうという条件ができると韓国側も言っておりまして、我々もそれを信じてあの談話を出したわけです」

 石原氏はまた、「外交案件は、相手側を納得させなければ意味がなく、向こう側の意見も念頭に置いて文案を調整することはよくあること」と述べ、談話を作成する過程において、日本と韓国の間で、すり合わせが行われた可能性に言及した。