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渡辺代表辞任も…「説明不十分」の声相次ぐ

2014年4月8日 12:13
渡辺代表辞任も…「説明不十分」の声相次ぐ

 8億円の借り入れ問題で、みんなの党の渡辺代表は7日、代表辞任を表明したが、閣僚や与野党からは説明が不十分だとの声が相次いでいる。

 渡辺代表は個人的な借り入れであり「法的な問題はない」と強調しているが、説明責任を果たしていない、との声が再び強まっている。

 麻生財務相「返したというのに関してどうやって返したかみんな興味があるとこだろうけど、それに関する説明責任が十分に果たされていないというように感じます」

 稲田行革担当相「今までの渡辺代表の政治姿勢に恥じない説明責任をきちんと果たしてもらいたい」

 太田国交相「釈明というものが二転三転をしてよく定まらないという状況があった。説明をさらにしっかりとすることが必要ではないかと」

 自民党・石破幹事長「猪瀬さんと何が違うのかと考えると、奥さんの金庫が奥さんの口座に変わったというだけの話で何が違うのか。3億円なるものはいったいどう使ったのか。あるいはぽんと返せるということはいったいどういうことなのか」

 また、民主党の松原国対委員長は「政治倫理審査会といった場を活用し、国民に説明すべきだ」と述べた。

 こうした中、みんなの党は役員会を開き、後任を選ぶ代表選挙の日程などについて協議している。後任には、浅尾幹事長や水野政調会長の名前が挙がっている。