自民役員会 重要法案成立に全力注入を確認
今の国会の会期延長が決まったことを受けて、自民党の役員連絡会では23日、引き続き安全保障関連法案など重要法案の成立に全力を挙げることを確認した。
自民党・谷垣幹事長「大幅な会期延長で、暑い期間、役員連絡会のメンバーにはご苦労いただくが、これだけの時間あるから大丈夫だと緩まないようにやっていこう」
谷垣幹事長は役員連絡会で、安全保障関連法案や労働者派遣法改正案など重要法案の成立に向けて、引き続き全力を挙げるよう呼びかけた。また、安保関連法案について国民の理解が進んでいないことについては、会議の後の記者会見で、「様々な工夫を講じる。ここが我慢のしどころではないか」と述べた。
一方、9月30日の自民党総裁任期満了に伴う総裁選挙については、9月8日告示・20日投開票の日程で調整に入った。国会開会中に自民党総裁選挙が行われるのは、与党としては初めてとなる。現段階では安倍首相の再選が有力視されており、党幹部の一部からは無投票再選との見方も出ている。