首相、バングラデシュに6千億円支援を表明
安倍首相は26日、バングラデシュのハシナ首相と会談し、航行と公海における上空飛行の自由について重要性を確認した。
安倍首相「日本とバングラデシュの長年にわたる友好関係を一層強化するため、包括的なパートナーシップを構築することで一致いたしました」
会談で両首脳は、中国の海洋進出などを念頭に、航行と公海における上空飛行の自由について重要性を確認すると共に、国際紛争は平和的に解決すべきとの考えで一致した。
また、バングラデシュはPKO(=国連平和維持活動)への派遣規模が世界第3位だが、両首脳は平和維持のための訓練分野などで協力を強化することでも一致した。さらに安倍首相は、バングラデシュのインフラ整備などのため、今年から4、5年をメドに最大6000億円の支援を実施すると表明した。