安倍首相が来月第１週に内閣改造を行い、人事にあたって女性を活用したいなどと述べたことについて、１日、閣僚から反応が相次いだ。

　菅官房長官「内閣や党の人事は総理大臣の専権事項でありますので、総理自身が様々な考えの中で発言されたんだろう」

　稲田行革担当相「女性を起用するという方針については、内閣における重要政策と同一の方向性を持っているものだ」

　安倍首相は、訪問先のチリで記者団に対し、内閣改造と自民党役員人事を来月の第１週に行う考えを明言した上で、「老壮青、適材適所で考えていきたい」「安倍政権にとって女性の活用は大きな課題だ」などと語った。党の要である石破幹事長の処遇が最大の焦点となる。

　人事について安倍首相は来週、「帰国してから、ゆっくりと考えたい」としている。