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“働き方改革”人事担当者向けセミナー開催

2015年6月23日 18:36
“働き方改革”人事担当者向けセミナー開催

 「残業している人を『がんばっているね』とほめてはダメ」-企業の人事担当者らに向けて、「働き方改革」のセミナー「働き方・休み方改革セミナー」が開かれた。

 厚生労働省事務次官・村木厚子氏「早く職場を出て、明るい夕方の時間を家族や友人と一緒に過ごしていただく」

 政府は、働く人が夕方からプライベートな時間を確保することで仕事にも活力が出るよう、朝型勤務の導入など働き方の改革を促している。これを受け、経団連は23日、企業の人事担当者らに向けて、先進的な取り組みを紹介するセミナーを開催した。

 カルビー会長兼CEO(=最高経営責任者)・松本晃氏「早く古き労働慣行を壊してしまわないと、日本は世界についていけません。世界の競争に負けます。とにかくガタガタ言わずに、4時に帰れと(部下に指示した)」

 長時間労働を改善するためには、企業トップ自らが残業を「悪」とするメッセージを出すことの重要性や、朝型勤務を実現するために人事部長などが4か月間、午後8時に社内を回って勤務終了を促した事例などが紹介された。

 この夏は、始業時間を早める企業が増える見通し。

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