国家公務員22万人、朝型勤務で“ゆう活”
政府はことしの夏、国家公務員の出勤時間を早める取り組み=「ゆう活」を実施する方針で、すべての国家公務員のうち4割にあたる約22万人が参加することが明らかになった。
政府は来月からの2か月間、国家公務員の勤務開始時間を1時間から2時間程度早め、原則、午後5時前後には仕事を終わらせることで残業時間を抑制し、夕方の生活を充実させる取り組み=「ゆう活」を実施することにしている。
実施を前に開かれた26日の会議では、危機管理の担当や交代制勤務の職員などを除き、すべての国家公務員51万人の4割にあたる約22万人が「ゆう活」に参加することが報告された。
「ゆう活」が始まる来月以降は、実際に仕事を早く終わらせているか確認するため、各省庁の大臣ら幹部が夕方に見回りを行うことも予定されている。
政府は今後、民間にも導入を呼びかけたい考え。