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人事院、国家公務員の給与引き上げを勧告

2014年8月7日 13:21
人事院、国家公務員の給与引き上げを勧告

 人事院は7日午前、今年度の国家公務員の給与・ボーナスとも7年ぶりに引き上げるよう、政府などに勧告した。

 人事院総裁が7日午前、安倍首相に手渡した人事院勧告は、国家公務員一般職の月給を平均で現状より0.27%引き上げるとともに、ボーナスも年間に支給する額を0.15か月分上げて4.1か月にするよう勧告するもの。民間企業でベースアップの動きが見られることを受けたもので、7年ぶりの引き上げ勧告となった。勧告通りに実施されれば、行政職の平均年収は653万9000円から7万9000円増加して、661万8000円になる。

 一宮総裁は、「給与が厳しい状況でも職務に励んできた職員にとって、この改定は士気の一層の向上につながると思う」としている。