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公明党代表選挙 山口代表の4選固まる

2014年9月13日 2:48

 2年に1度行われる公明党の代表選挙で、山口那津男代表が、無投票で4選を決めた。

 立候補者の受け付けが行われた公明党の代表選挙に届け出たのは山口代表のみで、4度目の当選が事実上決まった。21日の党大会で、正式に承認される。

 山口代表「統一地方選挙、そして参議院選挙、また、解散を予定する衆議院選挙も、任期中に行われる可能性はありうるということなので、こうした政党の死命を決するような大きな選挙に対して勝利すべく、党のネットワークの基盤をいっそう強化するために、その先頭にたって頑張りたい」

 4選が固まったことをうけて、山口代表は、党大会にあわせて行われる執行部人事に着手する。幹事長については、来年に統一地方選挙を控え、選挙実務に明るく、支持母体の創価学会と太いパイプを持つ井上義久幹事長の続投を求める声が多く上がっている。

 また、公明党で最長となる8年にわたって国対委員長を務める漆原良夫氏は、世代交代のために委員長を退く意向を周囲に示しており、後任には大口善徳国対委員長代理の昇格が検討されている。