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日韓次官級対話 意思疎通の継続で一致

2014年10月2日 1:51

 日本と韓国の外務次官らによる戦略対話が東京都内で開かれ、日韓首脳会談に向けて高いレベルでの意思疎通を継続していくことで一致した。

 日韓の次官級戦略対話が開かれるのは約1年9か月ぶりで、朴槿恵大統領就任後、初めて。日韓次官級戦略対話には、日本から斎木昭隆外務次官が、韓国から趙太庸第一次官が出席した。今回の戦略対話では慰安婦問題や、韓国による日本の水産物の輸入規制などについて意見が交わされたほか、日韓首脳会談の実現に向けて両国が高いレベルの意思疎通を継続し、深化させていくことが重要との認識で一致したという。

 また、日本側は先月29日に行われた日朝外交当局間会合など日朝関係について説明し、韓国側からは理解が示されたという。