民主党は１７日、海江田代表の後任を選ぶ代表選挙を来月１８日に行うことを正式に決定した。これを受け、早速、細野元幹事長が代表選への出馬を表明した。

　細野元幹事長「私自身が代表選挙に出馬をしてその任にあたるべく、挑戦することを決意しました」

　細野氏は、会見で「民主党の旗の下で結集できるメンバーが野党にいれば、結集を目指す」と述べた。民主党の再生とともに維新の党などとの合流も視野に「野党の結集」を訴える方針。

　同じく野党の結集を訴える前原元代表のグループも１７日、会合を開き、前原氏の立候補を検討することで一致した。

　また、民主党内では岡田代表代行を推す声も上がっている。岡田代表代行は細野元幹事長らとは異なり、野党の結集よりも民主党独自の再建を重視する考え。

　岡田代表代行「（Ｑ：岡田さんの名前が代表選にあがっているが？）光栄なことですね」

　一方、若手議員の間には、当選３回の玉木雄一郎議員に出馬を促す動きも出ている。

　民主党代表選は、１７日の両院議員総会で来月７日に告示、１８日に投開票の日程が正式に決まった。代表選に向けた駆け引きが今後、激しくなりそうだ。