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仏新聞社襲撃事件 安倍首相も強く非難

2015年1月8日 15:11

 フランスのパリにある新聞社に複数の男が押し入り、自動小銃を乱射して12人が死亡した事件について、安倍首相も強く非難した。

 「言論の自由、そして報道の自由に対するテロであり、断じて許すことはできないと思います」-また、安倍首相は「いかなる理由であれ、卑劣なテロは決して許すことはできない」と強く非難した。

 安倍首相は7日、フランスのオランド大統領に対して、「大きな衝撃と憤りを禁じ得ません」「日本国政府および日本国民を代表し、全ての犠牲者およびその御家族の方々に心から哀悼の意を表する」「この困難な時に、日本はフランスと共にある」とのメッセージを送った。

 また、菅官房長官は会見で、「テロには屈しないという強い決意のもとに国際社会が緊密に連携することは極めて重要だ」と述べた。

 外務省は今後、フランスを訪問したり滞在したりする日本人に対し、公共交通機関や観光施設などテロの標的となりやすい場所を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、安全を確保するよう呼びかけている。