×

国会 午後から代表質問へ

2015年2月16日 11:51
国会 午後から代表質問へ

 国会では16日、午後の衆議院本会議から安倍首相の施政方針演説に対する与野党の代表質問が始まる。

 民主党の岡田代表は先月の代表就任後、初めてとなる安倍首相との直接対決で、格差問題などを追及する方針。

 民主党・高木国対委員長「主に格差問題、財政健全化に対して、また外交・安全保障政策等について正面から安倍総理にただすことになっている」

 岡田代表は安倍政権が掲げる経済政策、アベノミクスのもとで、格差が拡大しているとして、格差是正に向けた政府の取り組みを追及することにしている。岡田氏周辺は、「なんといっても格差論争だ。一丁目一番地だ」と意気込んでいる。このほか、集団的自衛権の限定的な行使を可能とする安全保障法制や、戦後70年にあたりこの夏に発表される談話について首相の姿勢をただす考え。

 一方、維新の党の江田代表は、安倍首相が大改革と位置づける農協改革を「小手先の改革だ」などと批判し、より抜本的な改革が必要だと訴えることにしている。また、「国会議員が率先して身を切る改革を行うべきだ」として歳費の3割カットなどを呼びかける方針。