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野党 “政治とカネ”巡る問題を追及

2015年3月2日 12:11
野党 “政治とカネ”巡る問題を追及

 衆議院の予算委員会では、2日も民主党の女性議員が政治とカネの問題をめぐり、安倍内閣の女性閣僚らを追及している。

 民主党の山尾志桜里議員は、望月環境相が補助金を受けた地元企業から法律で禁じられた期間に政治献金を受け取った問題で、補助金の交付決定を本当に知らなかったのかただした。

 山尾議員「(補助金交付の決定を)本当に知らなかったというのはどうしても納得ができない。地元において大臣の最大の支援者であり、ともに地元港湾発展のため汗をかいてきた鈴与が、大臣の専門分野が2つ重なる領域において、その目的に資する大きな補助金交付を受けた」

 望月環境相「個々の問題についてそれぞれ口出しをして、自分の権力をかさにきてやるというようなことはあってはならないし、そういうことで我々もやってきたつもりです」

 望月環境相は補助金の交付決定を知らなかった理由について説明した上で、指摘された補助金は一般社団法人が決定をしており、「国が交付を決定した」との法律の定めに該当せず違法性はないと強調した。

 また、上川法相も同様の指摘を受け、献金を受けたことは認めたが補助金の交付決定について「全く知らなかった」と釈明した。