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上西議員、除名後初めて国会に 今後は?

2015年4月7日 19:27
上西議員、除名後初めて国会に 今後は?

 維新の党から除名処分を受け無所属となった上西小百合衆議院議員が7日、除名後、初めて国会に姿を見せ、今後も国会議員を続けるかどうか語った。

 「(Q:除名処分について、ご自身はその点について納得している?)当初、かなり事実と異なる報道が連日なされておりましたので、(先週金曜日に)3時間の記者会見をさせていただきまして、その中でできる限り誤解を解くというふうに努めたのですが、それがかなわず、エモーショナル(感情的)な感じでこういった(除名)処分になってしまったことは残念ではありますが、これからもしっかりと頑張らせていただきたい」

 「(Q:無所属となった今、議席を返す考えは?)今回こういった結果になってしまいましたが、(党を除名されても)法律で議員を継続することが認められている以上、私としてはしっかりと国民の皆さま方の声を国政の場に届ける」

 上西議員は7日、維新の党を除名されてから初めて国会に姿を見せた。衆議院本会議場ではこれまでの維新の党の席を離れ、無所属議員の席に移るまで仮の席として用意された席についた。

 本会議後、上西議員は、比例代表の維新の党の枠で当選したにもかかわらず、党を除名になっても議員辞職をしないことに批判が出ていることについては、「法律で議員を継続することが認められている」と述べ、自らの正当性を主張した。