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翁長知事「普天間問題話し合うため訪米」

2015年4月18日 17:33
翁長知事「普天間問題話し合うため訪米」

 沖縄県の翁長知事が18日、維新の党の江田代表と会談し、翁長知事は近くアメリカを訪問してアメリカ軍普天間基地の名護市・辺野古への移設を中止するよう求める考えを示した。

 「ありとあらゆる手段を使って、私からすると日米同盟、日米安保体制の安定のためにも辺野古を作ってはいけないというようなことがございます。訪米もそのうちの一環となるでしょう」-翁長知事はこのように述べ、近く訪米して、アメリカ政府に対し辺野古への移設反対を直接訴える考えを示した。

 会談ではまた、江田代表が、移設計画に伴う「ボーリング調査をいったんやめ、安倍首相と翁長知事が何度も会って解決策を探るしかない」と指摘した。これに対し、翁長知事は、「今の状況で(意見が)交わることはなかなか難しい」としながらも、「これからも会談する必要性はある」と述べた。