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町村氏が体調不良のため衆院議長を辞任へ

2015年4月20日 16:10
町村氏が体調不良のため衆院議長を辞任へ

 町村信孝衆議院議長が軽い脳梗塞を起こしたとして、20日午後、辞任願を提出した。後任には、自民党の大島理森衆議院予算委員長が就任する見通し。

 町村議長は20日午後、川端副議長に辞任願を提出した。21日の本会議で、正式に辞任が認められる運び。町村議長は先週、体調を崩し、今月15日から都内の病院に検査入院したため、衆議院本会議を欠席していた。検査の結果、軽い脳梗塞と診断され、今後も安静が必要なことから、議長の職を辞任することにしたもの。

 町村議長「議長の職務の重さを考えたときに、議長の仕事に悪影響が出るおそれがあることは避けなければならない。多くの方々にご迷惑をかけて、大変、申し訳ない思いでいっぱい」

 町村議長は引き続き入院して治療を受けるということで、今後の議員活動については、「一定の時間がたって、十分、議員としての活動ができればいいと思っているが、それは医師の判断だ」と述べた。

 一方、与党幹部によると、後任の議長には大島理森衆議院予算委員長が就任する見通し。