春の褒章 谷村新司氏、浅田次郎氏らに
今年の春の褒章の受章者が決まった。スポーツや芸術などの分野で功績のあった人に贈られる紫綬褒章には、歌手の谷村新司さん(66)や、作家の浅田次郎さん(63)が選ばれた。
谷村新司さん「こういった賞は、その人を支えてきたたくさんの人たちに対していただけたものだと、僕は思っていますので、みんなのおかげでこんなすてきな瞬間が迎えられたという感謝をみんなに伝えたい」
谷村新司さんは、長年シンガ-ソングライターとして日本のみならず広くアジアに受け入れられる作品を生み出したことが評価され、紫綬褒章を受章した。
また「鉄道員」、「地下鉄に乗って」などで知られる直木賞作家の浅田次郎さんも心にしみる作品を数多く執筆したとして紫綬褒章を受章した。
浅田次郎さん「小説書くのが大好きなんで、大好きなことをやって褒めていただくというのは、もったいない気もします」
また、レストラン「KIHACHI」の創業者として知られる熊谷喜八さん(68)が、優れた技術を持つ人に贈られる黄綬褒章を受章した。今回の褒章は675人と26の団体が受章した。