春の叙勲 石原慎太郎さんら、受章者決まる
政治や経済、芸術文化などの分野で、大きな功績を残した人に贈られる春の叙勲の受章者が決まった。旭日大綬章には、東京都知事などを務めた石原慎太郎さん(82)らが選ばれた。
石原慎太郎さん「そんなね、涙を流して夜も眠れずありがたいもんじゃないよ。なんでもらうか、さっぱりわからないんだから」
石原慎太郎さんは運輸相や東京都知事などを歴任した功績から、旭日大綬章に選ばれた。この他、米倉弘昌前経団連会長ら合わせて10人が旭日大綬章に選ばれた。
また、2006年に紫綬褒章を受章した落語家の桂文枝さん(71)が、今回、旭日小綬章に選ばれた。
桂文枝さん「(桂米朝師匠が亡くなった)その年に、こういう立派な章を、勲章をいただいたということは、しっかりやれよと、後は頼むぞ、みたいな感じに受け止めております」
今回、春の叙勲を受章するのは4087人。