岸田首相、秋葉復興相の更迭を否定も…自民党内から辞任ドミノを懸念する声
野党側は政治資金の問題やいわゆる統一教会との関係をめぐり秋葉復興大臣の追及を続けています。中継です。
岸田総理は30日も秋葉大臣の更迭を否定しています。この臨時国会は秋葉大臣を続投させ逃げ切りをはかる構えです。
野党側は30日、去年の衆院選での秋葉氏の日程表にいわゆる統一教会の関連団体の会合の日程が記載されているとして、この会合に出席したのではないかと追及しました。
立憲民主党・福山哲郎議員「これ出ておられますねあなた」
秋葉復興大臣「先方からご案内をいただき、当時は、問題のある団体にかかわる会合という認識はなく、とりあえず日程には入れていたとのことでしたけれども、私自身は出席した覚えはありません」
立憲民主党・福山哲郎議員「これでその会の写真とか出てきたらどうします」
秋葉復興大臣「今振り返りましても、出席した覚えはなく、写真も出てこないものと認識しております」
秋葉大臣をめぐっては自民党内からもさらなる辞任ドミノを懸念する声が出ているほか政府高官も「説明責任を果たしてもらうのが総理のやり方だが同じ答弁ばかりでこれが国民からどう見えるか」と不安視しています。
臨時国会の会期が来月10日に迫る中、自民党幹部は「秋葉大臣を更迭したら国会の延長しなければならないので、都合が悪い」と話していて、政府与党としては会期中はなんとか秋葉大臣を続投させ、補正予算案といわゆる統一教会の被害者救済法案を成立させて予定通り国会を閉じたい考えです。