年金情報流出 蓮舫氏「危機管理意識低い」
日本年金機構の個人情報125万件が流出した問題で、民主党の蓮舫代表代行らは4日、日本年金機構を視察し、「危機管理意識が極めて低い」などと追及した。
民主党の蓮舫代表代行らは4日午前、東京都内にある日本年金機構を訪れ、薄井副理事長らに個人情報が流出した問題についてヒアリングを行った。その中で蓮舫代表代行は、先月8日に職員のパソコンがウイルスに感染していることが判明してからの対応が遅かったとして、厳しく追及した。
蓮舫代表代行「理事長も副理事長のレベルでも、3週間報告を(厚労)大臣にあげなくてもいいという、レベルの軽さという認識だったのでしょうか」
薄井副理事長「やはり、これはきちっとやらないといけないとは思ってたが、機構として直接というところは意識してなかったといえば、意識してなかった…」
視察後、蓮舫代表代行は記者団に対し、「安倍総理大臣から国民に対して明確な説明がない」などと述べ、国会審議の場などで安倍首相に説明を求めていく考えを示した。