秋の褒章が発表されました。スポーツや芸術などの分野で功績のあった人に贈られる紫綬褒章には、小説家の東野圭吾さんや、歌人の俵万智さんが選ばれました。

代表作「白夜行」「秘密」などを手がけた東野圭吾さんは、豊富なトリックを織り交ぜ深い人間描写で描いた多くのミステリー小説を発表し続けたことが評価され受章しました。東野さんは「受章はこれまでにお前がたどってきた道は間違っていないという励ましの言葉と受け取らせていただきます」などとコメントしました。

また、歌人の俵万智さんは代表作「サラダ記念日」など多くの斬新なスタイルの短歌を創作するとともに作詞やコラムの執筆など多彩な活動が評価され受章しました。

俵万智さん「大好きな短歌を思う存分作ってきた、ただそれだけなんですけれども、そのことに対してこんなに大きなお褒めをいただけたということは本当に光栄ですし、うれしいことだなというふうに思いました」

今回は、684人と26の団体が受章しました。