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新国立競技場 二階総務会長「見直し必要」

2015年7月16日 1:11
新国立競技場 二階総務会長「見直し必要」

 自民党の二階総務会長は15日夜に放送されたBS日テレの番組で、総工費が2500億円以上に膨らんだ新国立競技場について、予算を縮小し、見直すことが必要だとの考えを示した。

 自民党・二階総務会長「当然、予算を縮小する。思い切って縮小する。国民が納得する線まで縮小するなら、若干の見直しは当然必要になってくる」

 2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場については、今月7日、総工費が当初想定の約2倍にあたる2520億円と発表され、見直しを求める世論が高まっている。二階氏は、建設計画の見直しに言及した上で、具体的な方法については「これから皆で英知を結集する必要がある」と述べた。

 また、自民党の谷垣幹事長ら幹部は15日に文部科学省の関係者を国会に呼び、総工費が膨らんだ経緯の説明を受けた。自民党は今後、大会の成功と国民世論の双方に折り合いをつけるべく、引き続き協議していく考え。