維新・松野氏ら“新党合流”議員らと初協議
維新の党は29日、離党した橋下大阪市長が新党結成を表明し、党が分裂状態になる中、松野代表ら執行部側と新党に合流する考えを示している議員らが今後の対応について初めて協議したが、結論は出なかった。
この日の協議は新党に合流する考えを示している議員の代表格である馬場前国対委員長らと、松野代表ら執行部が今後の対応について話し合うため初めて行われたもの。執行部の1人によると、協議で馬場氏らは“分党”の形を取ることに加え、「維新」という党名を今後は使わないよう求めたという。
こうした要求に対し、松野代表らは「あり得ない」などと応じず、議論は平行線に終わったという。来月1日に再び協議する予定だが、折り合う見通しは立っておらず、混乱はしばらく続きそうだ。