日イラン外相 投資協定で実質合意
イランを訪問している岸田外相はザリフ外相と会談し、イランに進出する日本企業の活動を保護することなどを目的とした投資協定について、実質合意した。
イランが今年7月、核開発を大幅に制限することで欧米諸国と合意したことから、各国は制裁解除後にイランの天然ガスや石油などの資源を獲得することを目指している。
日本政府は今回、投資協定の締結で実質合意したことを受けて、日本企業のイラン進出を後押ししたい考え。
岸田外相「今回のイラン訪問で、2国間関係が飛躍的に拡大・充実することを心から期待している」
外相会談ではまた、イランの核合意の履行を支援するため、日本が事故後の対応や耐震構造の重要性を学ぶ機会を提供することで一致した。
この後、岸田外相はイランの石油相とも会談し、日本とイランの経済関係強化に向けて、積極的に動いている。