菅長官、米下院議員とグアム移転推進を確認
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アメリカ・グアムを訪問している菅官房長官が29日、地元選出の議員と会談し、沖縄に駐留するアメリカ海兵隊のグアムへの移転を着実に進めていくことを確認した。この2日間で、沖縄の基地負担軽減をアピールする狙い。
グアムに到着した菅長官は、戦没者の慰霊施設「太平洋戦争記念公立公園」を訪問した。
沖縄に駐留するアメリカ海兵隊1万9000人のうち約4000人について、グアムに移転することが決まっている。これを踏まえ、菅長官は29日、グアム選出のボルダリオ下院議員と会談し、移転が着実に進むよう協力を求めた。ボルダリオ議員は「できるかぎり、前倒しで進めることができるようにしたい」と答えた。
菅長官「受け入れの工事が進むことが、まさに沖縄の基地負担軽減、これに直結をする。(海兵隊)4000人の受け皿であるこのグアムを訪れて、より早く推進できるように私自身も頑張ろうという思いを秘めて来た」
30日は、移転先であるアンダーセン空軍基地を視察し、移転事業の進ちょく状況を確認する。