菅長官、米海兵隊司令官に“移転協力”要請
アメリカ・グアムを訪問している菅官房長官が太平洋地域のアメリカ海兵隊トップであるトゥーラン司令官と会談し、海兵隊のグアム移転に協力を求めた。
菅官房長官「沖縄の負担軽減をはじめ、お互いの協力ができることを期待したい」
沖縄駐留のアメリカ海兵隊のうち、約4000人がグアムに移転することになっており、菅官房長官は「沖縄の基地負担軽減に直結する大事な事業だ」と移転に協力を求めた。
その後は、移転先の一つであるアンダーセン空軍基地を視察した。
普天間基地の移設をめぐり、政府が29日、埋め立て工事に着手したことに沖縄県は激しく反発している。菅官房長官としては沖縄の基地負担軽減に取り組む姿勢をアピールする狙いもある。