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国産“ステルス”機 滑走試験を初公開

2016年2月24日 19:27
国産“ステルス”機 滑走試験を初公開

 敵のレーダーに探知されにくい“ステルス性能”を持つ初めての国産機「X-2」の滑走試験が24日、初めて公開された。

 「X-2」は防衛省などが開発を進めている次世代航空機の試作機で、全長約14メートル、幅約9メートルある。電波を吸収する素材を一部に使用し、機体の特殊な形状によって敵のレーダーに探知されにくくなる“ステルス性能”を備えている。

 現在、航空自衛隊にステルス性能を持つ航空機はなく、防衛省は、2018年度までに決定される次世代戦闘機に、X-2のステルス技術や国内での生産技術を生かしたい考え。

 来月にはX-2の初めての飛行試験が行われる予定。