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対馬南東で外国の潜水艦が航行~防衛省

2016年2月16日 16:55

 長崎県対馬の南東の海域で15日午前、外国の潜水艦が海に潜ったままの状態で日本の領海の外側の接続水域内を航行していたことを防衛省が発表した。領海への侵入はなかった。

 防衛省によると、15日午前、長崎県対馬の南東の海域で海上自衛隊の護衛艦「あさぎり」と、P3C哨戒機が、海に潜ったまま航行する外国の潜水艦を確認したという。

 潜水艦は日本海から東シナ海に向けて南西方向に進み、日本の領海の外側の接続水域内を航行した。潜水艦はこのあと東シナ海に抜けたと見られ、日本の領海への侵入はなかった。

 この海域で外国の潜水艦が潜ったまま航行したことが公表されたのは初めてで、防衛省は警戒・監視を続けている。