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参院選公示から2度目の週末 党首らが訴え

2016年7月2日 17:37
参院選公示から2度目の週末 党首らが訴え

 参議院選挙の公示から2度目の週末を迎えた2日、各党の党首らは街頭で支持を訴えた。

 自民党・谷垣幹事長(埼玉県所沢市)「結婚しやすく子供を産みやすく、そして育てやすく、私はアベノミクスはもうおしまいだなんて言うのは間違っているんで、こういうことを地道にやっていくことが必要ではないかと思います」

 民進党・岡田代表(滋賀県)「(与党に)3分の2を取られると9条の改正に行きますよ。自衛隊を海外に出していろんな国の軍隊と肩を並べて武力行使できる国に安倍さんはしたい。みなさんそれで本当にいいんですか」

 公明党・山口代表(兵庫県尼崎市)「バラバラな民進党、共産党ではこれから政治を進めることはできません。なんとしてもこの自公連立政権、安定政権、そしてみなさんの庶民の心が分かる公明党、公明党がいなければダメなんです」

 共産党・志位委員長(東京都新宿区)「毎回、訴えるのはアベノミクスですね。アベノミクス、アベノミクスと言って選挙やって多数を得たら憲法破壊の政治を繰り返してきました。こんなこと3度も許すわけにはいきません」

 おおさか維新の会・松井代表(兵庫県神戸市)「一番みなさんに問わなければならないのは何か。どうやってお金を見つけるか、財源をどう見つけるかというところなんです。財源の見つけ方は我々が一番分かっています」

 社民党・吉田党首(福岡県福岡市)「今回の参議院選挙は憲法を守らない、国民の命や暮らしを守らない安倍政治の暴走を止められるかどうか、それが問われる選挙であります」

 生活の党・山本代表(東京都渋谷区)「あるところから税金を取り所得の少ない人々に対して所得を保障する、当たり前、そして高すぎる家賃これに対して補償するか公的な住まいを用意する、当たり前じゃないですか」

 日本のこころを大切にする党・中野幹事長(東京都港区)「日本の万般について、やっぱり政治が今こそ日本のこころをしっかりいかした政策を実行する、実現するということでなければダメだ」

 新党改革はアベノミクスの基本路線を認めながらも、さらなる格差是正が必要として子育て支援の強化などを訴えている。

 定数242議席の半数に当たる選挙区73、比例代表48の合わせて121議席をめぐる参議院選挙は、今月10日が投票日で即日開票される。