おおさか維新の会は３日、参議院選挙に向けたマニフェストを発表した。国会議員の定数と歳費を３割削減することや、憲法改正などが柱となっている。

　マニフェストでは、国会議員の定数と歳費を３割削減し、国家公務員と地方公務員の人件費についても全体の２割にあたる５兆円を削減するとしている。

　道州制の導入などの統治機構改革や、幼児期から大学院までの教育費を無償とすることを目指し、憲法を改正することも掲げた。

　外交安全保障面では、集団的自衛権行使の要件を厳格化し、行使の対象を「日本周辺にいる同盟国軍に限定する」としている。

　このほか、衆参両院の被選挙権を１８歳以上に引き下げることなども盛り込まれている。