憲法改正は国民的な議論もとに~最高裁長官
3日の憲法記念日を前に最高裁判所の寺田逸郎長官が記者会見を開き、「憲法改正は国民的な議論をもとに社会全体で決めることだ」などと語った。
「憲法改正については国民的な議論をもとに国会あるいは社会全体でお決めになることであります」-寺田長官はこう述べた上で、今年3月に施行され憲法違反との指摘も出ている安全保障関連法については「私の立場からはコメントを差し控えたい」と具体的な言及を避けた。
一方、ハンセン病患者の裁判がかつて、隔離された『特別法廷』で行われていた問題については、「社会一般、国民の皆様にも深くおわび申し上げなければならない」と改めて謝罪した。