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安倍首相、憲法改正の必要性を訴え

2016年3月23日 16:36
安倍首相、憲法改正の必要性を訴え

 23日の参議院総務委員会で、安倍首相は憲法改正について、「日本の未来を切り開いていくことにつながる」と述べ、その必要性を訴えた。

 おおさか維新の会・片山共同代表「今回の憲法改正について、今何でやる必要があるかっていうのと、何で安倍晋三、私がやるかということもね、説明が、私は少ないと思うんですよ」

 安倍首相「憲法は、国の未来、そして理想の姿を語るものでもあります。現行憲法が、成立をして70年近くたつという現実を踏まえまして、21世紀の日本の理想の姿を、私たち自身の手で、手で描いていくという精神こそですね、日本の未来を切り開いていくということにつながっていく。こう信じる所でございます」

 片山共同代表はまた、具体的な憲法改正の内容として地方自治の統治機構改革や教育の無償化、憲法裁判所の設置などを盛り込むべきと指摘した。

 これに対して安倍首相は、「上げられた点については、憲法審査会において議論が深まることを期待したい」と応じた。その上で、「自民党として、他党が出した案についても真摯(しんし)に議論することは当然だ」と述べ、他党との協議に前向きな姿勢を強調した。