戻りたい…元島民がプーチン氏宛てに手紙を
日露首脳会談を15日に控え、北方領土の元島民が12日、安倍首相と会談しプーチン大統領に宛てた手紙を手渡した。
千島連盟理事長・脇紀美夫氏「プーチン大統領に、島に戻りたい、日露友好の懸け橋になりたいとの私たち元島民の願いを手紙にしたためましたので安倍総理からぜひプーチン大統領にお渡しいただきますようお願い申し上げる次第でございます」
手紙にはふるさとの島に戻りたい思いや、自由に島に渡って先祖の墓にお参りしたい、といった気持ちがつづられているという。
これに対して安倍首相は「元島民の思いをしっかり受け止めて交渉が一歩でも前に進むように頑張りたい」と述べた。さらに「私の世代でこの問題に終止符を打つ決意で首脳会談に臨みたい」と強調した。