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安倍首相「国民の安全確保に万全を期する」

2017年3月6日 22:13
安倍首相「国民の安全確保に万全を期する」

 北朝鮮は6日午前7時34分頃、北西部の東倉里から弾道ミサイルを4発発射し、そのうち3発が秋田県沖の日本の排他的経済水域内(=EEZ)に落下した。日本政府は断続的に対応を協議し、安倍首相は「国民の安全確保に万全を期する」と強調した。

 安倍首相「いかなる事態になっても国民の生命、そして財産を守るべく、高度な警戒・監視態勢を維持し、万全の態勢を取るように指示をしたところです」

 政府は6日午後8時半過ぎから、3回目となるNSC(=国家安全保障会議)を開き対応を協議した。終了後、安倍首相は「さらなる挑発の可能性も十分考えられる」としてアメリカや韓国などと連携して警戒・監視態勢を維持し、万全の態勢を取るよう指示したことを明らかにした。

 これに先立ち岸田外相は6日午前、アメリカのティラーソン国務長官、韓国の尹炳世外相と相次いで電話で会談し、北朝鮮に自制を求めることを確認した。