安倍首相は１１日、東日本大震災の追悼式に出席し、復興を加速させていく考えを強調した。

　安倍首相「復興は着実に進展していることを実感します。復興は新たな段階に入りつつあることを感じます。しかしながら今なお１２万人の方が避難され、不自由な生活を送られています。被災者の方々お一人お一人が置かれた状況に寄りそいながら、今後とも心と身体のケアや新たな地域社会の形成など、復興の進展に応じた切れ目のない支援に力を注ぎ、さらに復興を加速してまいります」

　また、安倍首相は震災の教訓をもとに防災対策を不断に見直し、災害に強い国づくりを進めることや、防災分野における国際貢献を強化していく考えを示した。