自民党で当選２回の豊田真由子衆議院議員が秘書の男性に暴行を加えたり暴言を浴びせたりしていたことが明らかになった。豊田議員は２２日午後、離党届を提出した。

　豊田議員の事務所関係者によると、豊田議員は政策秘書を務めていた男性に対し、ハンガーでたたいたり、「はげ」「死ねば」などと暴言を浴びせたりしていたという。男性は今月、辞職しており警察に被害届を出すことも検討しているという。

　自民党内には「都議選に影響する」などと危機感が広がり執行部からも離党を求める声が出ていたことなどから、豊田議員は２２日午後、離党届を提出した。

　豊田議員は２０１２年に初当選した「当選２回生」だが、同期議員の間では不倫問題で自民党を離党した中川俊直議員や妻の出産直前の不倫で議員辞職した宮崎謙介前議員など不祥事が相次いでいる。