新党年内にも?若狭・松沢・長島氏極秘会談
小池東京都知事と近い若狭勝衆議院議員と無所属の松沢成文参議院議員、民進党を除籍処分となった長島昭久衆議院議員の3人が25日朝、都内で会談し、新党の結成に向けて協議した。清田大輝記者が中継で伝える。
3人は約1時間半にわたって会談し、基本政策が一致すれば新党を結成する方針を確認した。
若狭氏「基本的な政策の考え方が一致したら、新党をつくっていくということで、お互い方向性を確認しあえたということです」
若狭氏、松沢氏、長島氏の3人は、憲法や消費税、安全保障、原発など幅広い政策テーマについて意見交換し「かなり意見が共有できた」という。3人は今後、民進党を離党した細野元環境相など他の無所属議員とも協議していく方針。
また若狭氏は今年中に新党の結成を目指す意向を示したが、出席者からは「何を目指すか固めるのが鍵だ」との意見も出たという。
25日の会談の結果を小池都知事に報告するかについて若狭氏は、「あまり話が具体的になっていないので検討させていただきたい」と述べるにとどめた。
25日の3人の連携が政権批判の受け皿となる新たな政治勢力の結集につながっていくのか、次期衆院選に向けた大きな焦点となる。