トランプ氏がFBIの聴取に合意 銃撃事件
アメリカのトランプ前大統領が銃撃された事件で、FBI=連邦捜査局は29日、トランプ氏が被害者として聴取に応じることに合意したと発表しました。
FBIによりますと、トランプ前大統領の銃撃事件をめぐり、トランプ氏が被害者として聴取に応じることに合意したということです。通常捜査の一環で聴取の日時については明らかにしていません。
また、射殺されたクルックス容疑者について、FBIは、友人が少なく銃への関心が高い「非常に知的な一匹狼」と分析。事件前にケネディ大統領暗殺事件のほか、ことし5月に起きたスロバキアの首相暗殺未遂についても検索していたことを明らかにしました。
また、容疑者が偽名を使って去年の春から銃器関連の商品を25種類以上購入していたほか、ことしの上半期に爆発物の製造に使う材料を購入していたこともわかったということです。FBIは、「容疑者が自身の行動を隠すために相当な努力をしていた」と指摘した上で、計画的な犯行とみて動機の解明を急いでいます。