超党派の国会議員でつくる日中友好議員連盟の会長に自民党の森山幹事長が就任し、「粘り強く対話を継続し、知恵を出し合うことが大切だ」と強調しました。

日中友好議連の会長は、これまで自民党の二階元幹事長が務めていましたが、二階氏は去年の衆院選に立候補せず、森山氏が31日に新たな会長に就任しました。森山氏は「日中関係は非常に難しい問題も抱え、両国の国民の感情も決して理想的なものではないが、隣国である中国との関係を大事にしていくことは今後も続けていかないといけない」と強調しました。

森山氏は今月、自民・公明両党の議員とともに中国で開かれた日中与党交流協議会に出席し、李強首相らと会談していました。

日中友好議連は、5月の大型連休をメドに中国を訪問したい考えで、今後、中国側と調整が行われます。