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民進・代表選2候補 北朝鮮への対応で論戦

2017年8月29日 21:21
民進・代表選2候補 北朝鮮への対応で論戦

 民進党の代表選挙に立候補している前原元外相と枝野元官房長官が29日、日本外国特派員協会で会見し、北朝鮮への対応について論戦を繰り広げた。

 前原元外相「私はこういった対話というのは、正式な外交ルートでやることが、特に北朝鮮のような国では一番正しいのだと思っている。対話を模索するということもしっかりやっていかないといけないのではないか」

 枝野元官房長官「対話の重要性を否定するものではありませんが、今の状況で日本が対話を強調するような局面ではないと思っています」

 前原氏が北朝鮮との対話の必要性を訴えたのに対し、枝野氏は「相手が対話を通じて挑発をやめる余地があるのか、見極めていきたい」と慎重な見方を示した。

 また先月の東京都議会議員選挙で民進党が大敗した理由について、前原氏が「政策の基軸となる魅力的な社会像を示せなかった」と述べた。これに対し枝野氏は「小池知事にすり寄っているような印象を与えたことが原因」と分析した。