運輸相や建設相などを務めた亀井静香氏が、今回の衆議院選挙には出馬せず、引退の意向を固めたことが分かった。

　亀井氏は現在８０歳。警察官僚出身で、１９７９年に旧広島３区に自民党から立候補し、当選１３回。２００５年には郵政民営化に反対し、自民党を離党した。その後、国民新党で代表を務めたが、現在は無所属。

　亀井氏は４日、衆議院選挙には立候補せず引退する意向を関係者に伝えたという。

　亀井氏は５日、地元・広島に戻り会見を開く予定。