選挙戦最終日 各党党首が各地で最後の訴え
第48回衆議院選挙は22日が投票日。選挙戦最終日の21日、各党の党首は全国各地で演説し、最後の訴えを行った。
自民党・安倍総裁「北朝鮮の脅威から、いかにして国民の命を守り抜くのか。それを問う選挙であります。北朝鮮の脅しに決して屈してはならないんです。みなさん、どうでしょうか。しっかりと結束をして、国際社会とともに、この問題を解決していこうではありませんか」
希望の党・小池代表「このままの政治ではダメです。もっと国民ファーストの政治に、そして女性が輝けば、必ず男性も輝いていく。北朝鮮問題など様々抱えている課題に、私たち希望の党はリアルにリアルに対応していきたい」
公明党・山口代表「我々は教育負担の軽減を図る。これを強く訴えてまいりました。いよいよこれからは消費税を生かして、一気に0歳から5歳までの幼児教育の無償化、実現をしてまいります」
共産党・志位委員長「憲法をこれだけ粗末に扱ってきた政権は戦後かつてないんじゃないでしょうか。国家権力が憲法を無視して暴走しています。だったら主権者である国民の手で止めようじゃありませんか」
立憲民主党・枝野代表「貧困を、所得の低い人を少しでも底上げする。そのことは消費の増大につながって、社会全体のためにもなるんです。社会はこうして、お互いさまの支え合いなんです。そうした仕組みを取り戻していこうではありませんか」
日本維新の会・松井代表「増税の前にやるべきことがあるでしょと。まずいったん凍結しましょうよと。国会議員の優遇厚遇、民間と比べたらとんでもない優遇、これを一度、メスを入れさせてください」
社民党・吉田党首「憲法9条を変えさせてはなりません。憲法を生かす政治こそ、安倍政治への対案である。そのことを今選挙戦、私は全国各地で訴えてまいりました」
日本のこころ・中野代表「やっぱり最後は、日本国民の日本国民による日本国民のための憲法、これをつくりあげなければならない」
22日の投票は一部の地域を除いて午前7時から始まり、午後8時に締め切られる。即日開票され、夜遅くには大勢が判明する見通し。