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悪天候で… 空自・航空観閲式が初の中止

2017年10月29日 11:21

 航空自衛隊は29日、茨城県の百里基地で航空観閲式を実施する予定だったが、悪天候のため中止した。航空観閲式の中止は初めて。

 今回の航空観閲式では安倍首相が訓示を行うほか、自衛隊の航空機100機に加え、アメリカ軍のB2A戦略爆撃機も参加し上空を飛行する予定だった。しかし、台風22号の接近に伴う悪天候のため中止となった。航空観閲式の中止は今回が初めて。

 核兵器を搭載できるB2A戦略爆撃機が日本に公式に飛来すれば初めてで、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮を強くけん制する狙いがあった。

 自衛隊の観閲式は1996年以来、陸・海・空、それぞれの自衛隊が持ち回りで毎年実施しており、3年に一度となる航空観閲式は今回で8回目だった。