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長距離巡航ミサイル導入を発表~小野寺相

2017年12月8日 11:53
長距離巡航ミサイル導入を発表~小野寺相

 小野寺防衛相は、北朝鮮が射程に入る長距離巡航ミサイルを初めて導入するための経費を、来年度予算案に計上することを発表した。

 小野寺防衛相「(戦闘機)F35Aに搭載するJSM等を導入することとし、本日、防衛省として追加的に予算要求を行う予定です」

 また小野寺防衛相は「専守防衛に反するものではない」と強調した。

 しかし、巡航ミサイルの射程は500キロから900キロで日本海の上空から北朝鮮内陸部に届くため、政府関係者は「敵基地攻撃能力の保有に踏み出した」と話している。

 また、政府は、ミサイル防衛体制の強化を急ぐため、地上配備型イージスシステム「イージス・アショア」の関連経費を、予定していた来年度予算案から今年度の補正予算案に前倒しして計上する方針を固めた。