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安倍首相“改ざん問題”陳謝 自民党党大会

2018年3月25日 12:53
安倍首相“改ざん問題”陳謝 自民党党大会

安倍首相は、25日に開かれた自民党の党大会で演説し、森友学園に関する決裁文書の改ざん問題について陳謝した。

内閣支持率が急落する中、安倍首相は演説の冒頭で、決裁文書改ざん問題について自らの責任に触れ陳謝した。

安倍首相「財務省の決裁文書書き換え問題をめぐり、皆様には大変ご心配をおかけしており、申し訳ない思いでございます。この問題によって、国民の皆様の行政に対する信頼を揺るがす事態となっており、行政の長として、その責任を痛感しております」

さらに安倍首相は、「徹底的に明らかに、二度とこうしたことが起きないように、徹底的に究明していく」と強調した。

森友学園問題で、安倍首相の3選が確実視されていた秋の総裁選にも影響が出ている。

ポスト安倍を狙う石破元幹事長に近い議員が「石破政権にリアリティーが出てきた」と語っているほか、岸田政調会長の周辺も「情勢が変わってきた」と語っている。

一方、安倍政権幹部からは「今後、落ち着いてくるだろう」と楽観的な見方も出ている。