×

カジノ入場料金6000円で自民・公明合意

2018年4月3日 21:22
カジノ入場料金6000円で自民・公明合意

カジノを含むIR(=統合型リゾート施設)を整備する法案について自民・公明両党は3日、焦点のカジノの入場料金を6000円とすることで合意した。

日本人利用者の入場料金については経済効果を重視する自民党が5000円、ギャンブル依存症を懸念する公明党がシンガポール並みの8000円を主張していた。

3日の与党協議では、シンガポールとの一人あたりのGDPの差を考慮して、実質的にシンガポール以上となる6000円とすることで折り合った。

また、日本国内に設置するカジノ施設の数は3か所を上限とすることで合意した。

政府は法案を今月中に閣議決定し、今国会での成立を目指しているが、野党側は「依存症を防ぐにはカジノを作らないのが一番」などと反発している。