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閣議で承認“セクハラ疑惑”福田次官の辞任

2018年4月24日 12:16
閣議で承認“セクハラ疑惑”福田次官の辞任

セクハラ疑惑で財務省の福田淳一事務次官が辞任を表明したことを受け、24日朝の閣議で次官の辞任が認められた。当面は矢野官房長が代行を務めることになる。

麻生財務相「事務方のトップである事務次官ですので、自身のセクハラ疑惑等々で辞職する事態にいたったことは、はなはだ遺憾に思っております」

福田次官をめぐっては、退職金がおよそ5300万円にのぼることから、野党は辞任前の処分を要求していて、辞任前に処分しない場合は、退職金が満額支払われないように、退職をいったん保留するよう求めていた。

これについて麻生財務相は、当面、退職金の支払いを止め、懲戒処分に相当すると判断された場合は、その処分に応じた金額を退職金から差し引く考えを示した。

また、福田次官を今後も調査に協力させるとしている。

麻生財務相は、自らの辞任については改めて否定した。